今話題のカンナビス・ビューティ・プロダクツの厳選最新情報をお届けします

 

カンナビスの広がる用途

美容業界で今もっとも話題を集めているのが大麻草、カンナビスです。吸引用ではなく、ビューティー・プロダクツの原料として注目されているのです。医療目的としての大麻の使用についてはこれまで長く議論が重ねられてきましたが、カルフォルニア州での娯楽用大麻の合法化やイギリスの健康食品会社Holland&Barrett社の国内初の路面店でのカンナビス・オイル販売開始のニュースを受け、大麻草の日用品への用途拡大の検討がすすんでいます。

化合物カンナビノイドの不思議

大麻草には何百もの異なるカンナビノイドと総称される化学物質が含まれています。一般的によく知られているのは精神に作用するTHC(テトラヒドロカンナビノール:非合法)ですが、その他にも高い効果が期待でき、それでいて精神作用がない化合物も多くあります。不思議なことに人体と大麻草との間には自然生物学的な親和性があることがわかっています。「人体には脳にも身体にも数多くのカンナビノイド受容体が存在し、さらに体内で内因性カンナビノイド様物質を作り出してもいます。」とThe Harley Street Dermatology Clinicの皮膚科医アダム・フリードマン氏は言います。このカンナビノイド受容体は痛みから食欲にまで作用し、体内で生成されるものと大麻草から検出されるもの、双方のカンナビノイドに反応します。更にフリードマン氏によれば「スキンケアの効能としては角質化を防ぎ、炎症や皮脂分泌まで抑えることができます。更には抗酸化作用もあると思われます。」というのです。

スキンケアに最適 大麻種子から取れるヘンプ・オイル

薬物利用以外の目的で生産される大麻草ヘンプは、コスメブランドThe Body Shopの創立者アニータ・ロディックが90年代後半に発売したヘンプ・シリーズによって一般的になり、長年スキンケア商品に利用されてきました。The Body Shopのヘンプ・シリーズは今なお最も一般によく知られた大麻を使用したスキンケア商品です。「大麻油ヘンプ・オイルは保湿性に優れ、食用として用いられることが多い」とCadogan Clinicの皮膚科医アレクシス・グラニテ氏は言います。「大麻種子から油脂を抽出したもの」であるヘンプ・オイルは不飽和脂肪酸のオメガ3、6、9が豊富なうえに湿潤性が高いため肌の潤いを保つのに効果的です。さらに毛穴詰まりを起こしにくい性質があります。

大麻草の花からとれるCBDオイル

もう一つ、今最も注目を集めているのはCBDオイルです。グラニテ氏によれば「大麻草の花の部分から抽出される、マリファナにも含まれる精神作用のない成分で抗炎症作用がある」とされています。初期段階の研究では赤みや炎症、さらには加齢症状を抑制したり、ニキビ、乾癬、湿疹といった肌トラブルにも効果的であると示されています。

 

興味はあるけれど身体に大麻化合物を塗るのはちょっと、という場合は香りだけを抽出した製品も多くあります。想像されるのとは全く違う香りですので一度試してみる価値はあるでしょう。

 

ビューティープロダクトおすすめ商品 10選

大麻草はスキンケア商品の夢の新成分、と断言するにはまだ研究が必要です。しかし一度試してみたい、という方のためにその評判や効能をテスト済の商品をご紹介します。もちろんすべて合法的な商品です。

 

Dr Bronner’s Almond Pure-Castile Liquid Soap:Dr Bronner’s

ボディケア製品の老舗Dr Bronner’sオリジナルの環境にやさしい生分解性ソープは全てヘンプ・オイルが配合されています。シャンプーからリップバームまでヘンプ・オイル配合の商品は香りもバラエティ豊かですが、このほんのり甘く癒されるアーモンドの香りは特におすすめ。

メーカーサイト

 

Perricone MD CBx for Men Super Clean Face Wash

 

炎症と肌トラブルの関連性を早くから指摘していたドクターペリコン。CBDの抗炎症成分を取り入れた製品を扱うに最もふさわしいブランドでしょう。爽やかな草のような香りで、潤いを保ちながら肌の汚れを落とし、使い続けることで肌の油っぽさを抑えていきます。敏感肌のテスターが使用してみましたが、トラブルは一切発生しませんでした。

メーカーサイト

 

Votary Super Seed Facial Oil

新商品のフェイスオイルのなかでの一押し。深緑色のシックなボトルで滋養成分たっぷり、土の香りただようヘンプを含む21種のシード・オイル配合です。夜の洗顔後、3,4滴を肌にマッサージするとホルモンバランスが整い、赤みが抑えられ翌朝ふっくら柔らかなお肌に。

メーカーサイト

 

Malin+Goetz Cannabis Hand and Body Wash:Space NK

昨今のカンナビス製品の人気を受け、新たに商品開発を進めてきたアメリカ発のブランドです。アロマキャンドルやオイルの取り扱いもあります。おすすめはハーブの香りのするハンド・ボディーソープ。乾燥する寒い冬でも潤いを保てる優れものです。

メーカーサイト

 

Boy Smells Kush Scented Candle

米ロサンゼルス発のブランド。大麻草のアロマキャンドル、ときいて想像されるものとはかなり違う香りです。品の良い大麻草の花の香りにスエードとムスクがバランスよく足され、甘やかで深みのある独特な香りのアロマキャンドルです。燃焼時間55時間。

メーカーサイト

 

Josh Rosebrook Balance Shampoo

 

ヘンプ・オイル、アロエ、アフリカン・ブラックソープの他に天然オイルなど、汚れを落とし、なめらかで艶のある髪にしてくれる成分を含んでいます。泡立たないので使い始めは戸惑うかもしれませんが、少量ずつ均等に頭頂部・後頭部・側頭部につけ必要に応じて水を足してみましょう。

メーカーサイト

 

Escentric Molecules 04

合成香料の一種でサンダルウッドに似ているが重さはなく、フレッシュで爽やかな香りのジャバノールJavanolが主成分。ピンクグレープフルーツ、ジュニパー、大麻草を加えほのかなナッツぽさのなかにもピリッとした香りは独特な刺激で癖になりそうです。

メーカーサイト

 

 

The Body Shop Hemp Hand Protector

The Body Shopを象徴する商品のひとつで、肌の潤いを保ちバリア機能を高めるヘンプ・オイルが使われています。1日1回で充分な効果が得られ、他の商品のように何度も塗りなおす必要がありません。ミルクのようなマイルドな香りなので、大麻草の香りが苦手な人にはおすすめです。

メーカーサイト

 

 

 

MGC Derma CBD Hyaluronic and Peptides Day Cream

 

MGC Dermaシリーズは最近イギリスでCult Beauty社より発売開始になり、目元美容液から化粧水まですべての商品にCBDオイルを使っています。このデイクリームは香り控えめ、軽い着け心地でCBDオイルのもつ保湿効果と抗酸化作用に加え、ヒアルロン酸も含まれています。ヒアルロン酸は水分を保ち、肌のたんぱく質の生成を促進させる効果があります。

メーカーサイト

 

Kiki Health CBD Oil 5%

本格的に取り入れたい人にはKiki Healthのサプリメントのように摂取するCBDオイルがおすすめです。舌下に3滴、1日3回服用します。不安軽減、鎮痛、食欲増進、悪心改善などに効果があるとうたわれていますが、今のところ効果が実証できたのは睡眠障害の改善です。濃く煮出したお茶のような味で、のどの奥に酸っぱい感じが残ります。

購入サイト

 

 

1番のおすすめは?

CBDの恩恵を最大限うけられる、製法・効能ともに優れているという点でMGC Dermaの製品が優位です。またBody Shopのヘンプ・オイルシリーズも納得の名品です。