昔は、カンナビジオールを摂取するにはお気に入りのCBD成分の多い大麻を吸う方法しかありませんでした。

最近では、CBDを摂取するにはいくつもの方法があります。

・CBDオイル

・CBDチンキ

・CBDタブレット(薄いフィルムの口臭タブレットのようなもの)

・CBDの粉

・CBDクリーム

・CBDパッチ

・CBD食品

 

よく知られているCBDピルの利点(後ほど詳しく書きます)は周囲に飲んでいることが分からないということです。ピル(錠剤型の医薬品)を飲んでいる人なんて山ほどいることにはお気づきでしょうか?そんな人々に溶け込みながらCBDを摂取できます。

 

ほかに利点はあるのでしょうか?どのように使用すればいいのでしょうか?副作用はあるのでしょうか?マリファナの真実の専門家が最新のCBD医療の情報をお教えします。

 

CBDピルの利用用途について

 

CBDピル、その中に含まれているカンナビジオール(CBD)は幅広い病気と疾患の改善ために使用されています。この記事では2,3個、CBDピルの主な利用用途をご紹介します。

痛み、炎症を抑える

CBDは脳内のバニロイド受容体に働きかけます。これらの受容体は体の中の痛覚や炎症を規制します。

CBDがバニロイドに作用すると、痛みと炎症が抑えられるため、CBDピルは線維筋痛症の治療薬として使用されています。

 

体と脳を守る

出典:HonestMarijuana.com

CBDには有害な化学物質(フリーラジカル)から守ってくれる強力な抗酸化作用を有しています。

フリーラジカルは体にも脳にも悪い影響を及ぼします。

フリーラジカルが蓄積されることにより、アルツハイマーなど神経変性疾患の原因の一つとなるのです。

研究により、CBDの抗酸化特性が衰弱性脳疾患の原因を妨害する働きをするという結果がでています。

吐き気の抑制と食欲の刺激

CBDは消化を助ける2つの作用があります。最初に、食欲を刺激し、健康を保つためのカロリーを摂取する手助けをします。次に、吐き気を抑える効果があるので、摂取した栄養素を無駄にせず体内で吸収ができます。

 

利点はがん患者の治療に重要

いくつかの症状(治療薬でさえ)は食欲の減少と吐き気を引き起こします。別の見方をすれば、それらの副作用は正しく健康になるための妨害をしています。CBDはその2つの問題に立ち向かいます。

 

不安や鬱

出典:HonestMarijuana.com

不安や鬱は、脳内のアデノシンとセロトニン受容体の働きに左右されます。CBDはどちらにも相互作用します。

CBDピルに含まれるCBDはアデノシン受容体を活性化し、正しい働きを助け、不安や妄想などの精神的な感情を抑えます。CBDは抗うつ効果を生産するセロトニン受容体の活性化にも働きます。このようにCBDピルは様々な精神的症状にも効果を発揮するのです。

がん細胞の増殖の抑制

研究により、CBDが体内の特定の働きを抑制する機能があり、がん細胞の広がりを防ぐと示しています。

また、同研究で何らかの形でCBDががん細胞の増殖を防ぎ、死滅させることができるとも示されています。

精神疾患

統合失調症のような精神疾患は、脳内のアナンダミドの量を増やす治療をします。医薬品も同様の手助けをしますが、副作用もよく起こります。

 

一方CBDピルは、衰弱や重大な副作用なく、脳内のアナダンミドレベルを上昇させます。治療することが難しい脳疾患の改善にとても重要な一歩なのです。

てんかん

発作は脳の電気活動の破損で、体の震えや体のコントロールを失う事により起こります。不安や鬱などの精神疾患(すべて脳が関係する)やてんかんは特に治療が難しいと言われています。

 

CBDピルは脳の電気信号が狂わないように、安定を保ちます。結果、発作の頻度が低くなります。

 

シャーロット・フィギ(人名)の例はCBDの効果を証明するいい例です。シャーロットはドラベ症候群に悩まされており、1週間に300回もの発作を起こしていました。

若いシャーロットには多大なる影響でした。そこでCBDによる治療を開始すると、発作は月に1、2回に減少したのです。

 

さて、CBDピルの利用用途についてお話しましたが、その利点をみてみましょう。

 

CBDピルの利点について

 

もし自分の症状にあった医療用大麻をまだ見つけていないなら、CBDピルを試してみてください。これこそ探し求めていたものかもしれません。

 

周囲に気遣う必要がない

最初にお伝えしたように、CBDピルは周囲にばれずに摂取できます。誰でもピルは飲んでいるので、周囲から浮くことなくCBD治療を行えます。口の中に入れて、水を飲むだけです。すばやく、簡単で痛みもありません。

精神的興奮がない

出典:HonestMarijuana.com

CBDはTHCと同じように脳の受容体には相互作用しないので、精神的にハイにはなりません。

 

CBDを治療のため服用している人たちにとって、日中時間がない中、精神的にそのような状態にならないことはとても助かります。

THCの毒性の中和

THCの毒性については有名です。

・認識の変化

・無気力

・動けなくなる

・パラノイア

・記憶喪失

・眠気

CBDピルはそれらの症状を中和してくれます。

中毒性がない

CBDピルに含まれるカンナビジオール、それ以外のカンナビジオールもですが、中毒性はありません。これはカンナビジオールがほかの向精神薬と違い、カンナビノイド受容体を刺激しないためです。

強力な効果

CBDを胃から摂取することで、従来の方法(煙で吸う、ダブリング、パイプで蒸かして吸う)より強力な効果を得ることができます。従来の方法より、少量でも同じ効果を得れるのです。

 

例えば、医療的効果を得るためにジョイント(葉巻タイプの大麻)をすべて吸い切らなくても、CBDピル1錠で済むのです。金銭的にも助かりますよね。

長く続く効果

消化器官はゆっくりと機能しているので、CBDクリームや煙を吸うより、長期的に効果を発揮します。1日に2、3錠で十分なのです。

 

さて、CBDピルの利用用途と利点についてまとめましたが、副作用についてもお話ししましょう。

 

CBDピルの副作用について

 

THCと違い、CBDピルに含まれるカンナビジオールは2つの副作用しかありません。

口の渇き

CBDは唾液腺の働きを抑えます。これが口の渇きの原因です。ありがたいことに、砂漠で喉がからからなんて程ではありませんので、水分の摂取をこまめに行えば心配いりません、

薬の代謝能力の低下

カンナビジオールとCBDピルは肺が他の医薬品に作用する働きを抑えてしまいます。CBDピルが摂取している医薬品の効果を担っていない場合、意図しない結果を招きます。

 

例えば高血圧の医薬品を摂取していて、炎症と痛みを抑えるためCBDピルも飲み始めるとします。カンナビジオールは高血圧には作用しないので(不安症によるものを除いて)、高血圧の治療薬の替わりにはなりません。

問題は、替わりにもならず、治療薬に悪い影響を与えてしまうことです。

 

一方、鬱症状の改善に医療薬を服用しているとして、CBDピルも炎症と痛みのために飲み始めたとします。カンナビジオールは不安や鬱の症状には効果がありますので、この場合、CBDが服用している医療薬に影響を及ぼしても問題はありません。

 

CBDピルは自分にあっているのでしょうか?

 

一人一人症状や状況は違うのではっきりとは言えませんが、新しい治療方法を探しているなら試してみるのが一番です。

CBDピルの一番いいところは(ほかのCBD製品も)、試すのに、さほどマイナスな点はないことです。CBDを過剰に摂取するのは難しいですし、副作用もほぼありません。

アメリカに居住している方は近くのディスペンサリーで薬剤師にCBDピルがご自身に合うのか相談してみてください。もしそれが嫌なら、別の方法もあります。それこそがマリファナのいいところです。自分に合ったマリファナを手に入れる方法は他にも沢山あります。