医療用、遊興用問わず大麻の合法化により詮索好きの目から隠されていた新しい習慣が主流になってきました。その習慣とは改善です。

長い間、大麻に関する科学は闇に葬られていました。しかし、今や日の目を見ることになったのです。大麻の合法化のために、この10年で大麻産業は急速に成長しました。

画期的な利用方法(ダブや電子タバコ)の人気が高まってきました。そしてそれとともにワックス、シャッター、そして液体THCのような画期的な物質も出てきました。

そして今新しい形の大麻が導入されて急速に人気が高まってきています。それは天然樹脂です。

しかし実際にそれは何なのでしょうか?どうやって作られるのでしょうか?オイルやワックス、シャッターのような濃縮液とどう関係があるのでしょうか?そして天然樹脂は高い値段に見合っているでしょうか?この記事ではそれらの疑問に答えます。

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天然樹脂とはなにか

天然樹脂とはワックスやシャッターのように、濃縮液です。他の大麻性物質よりもテルペンの濃度が高いものです。テルペンとは何でしょうか?株ごとに独特の味と香りをつける大麻に隠されたオイルのことです。

クールなのはTHCとCBDを生成するのと同じ腺からテルペンが生成されるということです。だから何かいいことがあるに決まっています。

今のところ、100種類以上のテルペンがあることがわかっています。雪の結晶のようにそれぞれ違ったものです。よくあるものは以下のとおりです。

  • リモネン
  • ミルセン
  • アルファピネーネ
  • ベータピネーネ
  • デルタ3カリーネ
  • アルファビサボロロル
  • リナルール
  • ボーネオル
  • カリオフィレン
  • ユーカリプトル
  • テルピネン
  • シネオール

何よりすごいのは、どのテルペンにも医学的に目立つ効能がある物質を含んでいることです。だから不安やがん、うつ、不眠症、吐き気、食欲不振や他の疾患に苦しめられていても、おそらくそれに対処するテルペンはあります。

次の章でこのことを詳細に話しますが、重要なことは天然樹脂は新鮮でときには凍結した大麻から抽出されるもので、これまでのように脱炭酸反応を起こした(乾燥したり硬化したりした)大麻からではないということです。実際、そこからこの商品は「live」いう名前がついています。つまり天然樹脂の「live」は天然の大麻から取られた樹脂だからです。

天然樹脂は脱炭酸反応を起こさせることなく加工されますので、結果できる濃縮液は大麻のテルペンの特徴をより確かに含んでいます。これはよりよい香り、医療の効能があります。言わせてもらえばいいことだらけです。

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樹脂はどこでできるのか?

大麻には長く名高い(しばしばもやっとした)歴史があります。だから大麻を使う人が数千年にもわたり大麻を扱っている間天然樹脂は比較すると全然話題にのぼることもありませんでした。

2013年になって、大麻農家と抽出家の小さなグループが乾燥して硬化した大麻ではなく新鮮で凍結させた大麻を抽出に使ってみようとひらめきました。彼らはそのひらめきを活かすために特別なブタン抽出器を可初しました。

この新しい機器は抽出器として機能しましたが、大麻を凍ったままにするのに必要な超低温を維持することもできました。これにより天然の大麻のものと化学的特徴が近い樹脂を産出することができました。こうして天然樹脂は生まれたのです。

しかしただの新しい面白い機械が開発された以上のことがあります。抽出過程を掘り下げてみましょう。

どうやって樹脂は作られるのか?

第一に、天然樹脂は家で作れるものではありません。特殊な機器と十分な知識が必要です。おそらくいつの日かDIYキットをつくるでしょう。そのときまでは、プロにお任せしたほうがいいです。

天然樹脂がどう作られるか、要点を述べます。しかし、決して使用説明書だと思わないでください。「決してマネしないでください」。

天然樹脂の抽出は大麻が生育中の状態から伐採されてすぐはじまります。伐採されると、大麻はほぼすぐにテルペンを失い始めます。実際、普通に加工される大麻物質(乾燥して硬化したもの)は巻きたばこやブラウニーに混ぜられる前に60%ものテルペンを失います。この重要な物質を失うのは非常にもったいないです。

第一に、糸状体-テルペン、TCH、CBDや他のカンナビノイドを産出する樹脂腺-はとてももろくなります。このため、繊細な穂先を傷つけないように特に気をつけて扱わないとなりません。

そして大麻がどれくらい大きいかわかったなら、傷つけないように出し入れできる冷却器を真剣に必要とするかもわかるでしょう。そのことで大半の人は天然樹脂を抽出するのをためらいますが、それで十分わからなかった場合は次も試しにみてみてください。

第二に、新鮮な凍結した大麻は脱炭酸反応させたものよりもたくさんの水分を含んでいます。このために、天然樹脂を抽出することは超低温で行わなければなりません。

超低温というのは、ゼロ度以下のことです。ブタンという大麻オイルを抽出するのに使われる化学物質は冷冷蔵庫に貯蔵されても天然樹脂をなくしたりすることはありません。それは家庭によくある冷蔵庫はカ氏0度に設定されるからです。一方で抽出に必要なブタンはカ氏-20度と-50度の間で保存されなければなりません。とても寒いですね。

特殊な商業用冷蔵庫や冷蔵室だけがそんな低温にかろうじて耐えられます。

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化学に興味のある人にとっては、ブタンは室温で水にやや溶けることを覚えておくのが重要です。他の毒性物質同様、有害なブタンは熱や冷気で除かれないかぎりはオイルの中にとどまるということです。いかがですか?

この場合、ゼロ度近辺かゼロ度以下に気温を冷やすことはブタンを水に溶けないようにすることになります。大麻オイルと分離するということです。専門用語では、溶液から凝結するといいます。ブタンはそれで取り除かれよりきれいな樹脂になります。

ポイントを繰り返し強調すると、特殊な機器がないと家では凝固はできません。

天然樹脂を産出するもっとも簡単で安全な方法は閉回路式のシステムを使うことです。1万ドル近くするものなので誰もが購入できるものではありません。そして1万ドル使って手に入れたとしても安全に動かすのは多くの特殊知識が必要です。

この閉回路式抽出器は溶媒-だいたいがブタン-に気圧をかけて極低温(先述したとおりカ氏-20度から-50度)に冷却させる。この冷却した液体ブタンは新鮮で凍結した物質を保持するチューブに流されます。ブタンがカンナビノイドとテルペンと結びつき引き出されるのはこの中でです。

液体ブタン(大麻から作られる良質な物質全てを含んでいる)は脂質やワックスが覗かれる除去室に流れます。これは人が使えるように抽出物を純化するためのものです。

最終的に、溶液は熱でブタンを温める収集室にいきます。温め終わると、十分なテルペンとTHCやCBDのような純粋なカンナビノイドでいっぱいの潤滑油が残されます。

温められたブタンは貯蔵室に戻されもういちど気圧をかけて極低温にまで冷やすともういちど使えるようになります。

天然樹脂とほかの濃縮液との類似点

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何よりもまず、天然樹脂はハニーオイルやシャッター、ワックスと同じような方法で作られます。上述したように大麻からTHC、CBD、テルペンやほかの化学的に良い物資を大麻をとても魅力的にするために溶媒は使われます。

もっともよく聞く溶媒はブタンです。大半の濃縮液がブタンハッシュオイル(BHO)と言われる理由です。しかしブタンは唯一の使える溶液ではありませんし天然樹脂のなかには他の液体でつくられたものもあります。他のものは二酸化炭素、磯プロピル、アルコール、クロロフォルムです。

天然樹脂は喫煙したり食べ物に混ぜたりするよりも高濃度のTHCを含んでいる点でも他の濃縮液と似ています。天然樹脂のような濃縮液は80-90%のTHCを含みます。喫煙する際には高くても25%のTHCを含んでいるだけなので、なぜ天然樹脂が人気になるかわかるかと思います。

言ったとおり、天然歯樹脂のポイントはTHCを含んでいることではありません。実際、今まで作られていた濃縮液よりもTHCの含有量はわずかに少ないです。本当の目的は通常の脱炭酸反応で失われるテルペンを保存することです。そうなると次の疑問が出てきます。

天然樹脂は他の濃縮液とどう違うのか

天然樹脂と他の濃縮液の主な違いはテルペンの濃度です。天然樹脂は高いテルペン濃度を示します。この違いは重さ単位で5倍あります。しかし、天然樹脂の産出に必要な冷却抽出は他の今までの抽出方法ほど樹脂を生産できません。

だから冷却抽出とテルペンはトレードオフの関係です。そんなに樹脂を生産できませんが高濃度のテルペンを含みます。ちょっと細かく見ていきましょう。

テルペンの分子はモノテルペンやセスキテルペンに分類されます。ミルセン、モノテルペン、リモネン、テルピネンのようなモノテルペンは「軽い」テルペンです。これらは大麻が発するゼラニウム、バラ、ジャスミン、キウイ、りんごのような花の香りを発します。

カリオフィレン、フムレンのようなセスキテルペンは「重い」テルペンです。これらはスカンク、ジャコウ、パチョリ、紅茶、ディーゼル燃料、ビャクダンのような辛い香りを発します。

モノテルペンは軽いので、伐採されるとすぐに蒸発します。ミシシッピ大学の研究によると硬化(脱炭酸反応)はモノテルペンを 55-85%まで減らすとのことです。これはより重いセスキテルペンが生成された濃縮液の香りや医療的効能に影響を与えるということです。

だから、脱炭酸反応をおこした大麻製品はモノテルペンが既に蒸発しているのでより吸うと辛味が増すということです。

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新しく伐採した大麻をすぐ凍らせて繊細なモノテルペンを保存して蒸発するのを防ぎます。そして低音でのブタン抽出で加工されている際に、樹脂に残ることになります。

究極的には、天然樹脂が大麻全体にあるものを含むので良いことです。実際、天然樹脂と他の濃縮液とを比べた経験を述べるよう依頼されたら、新鮮な果物とドライフルーツの間の違いと比べる人が多い。

ちょっと考えてみましょう。葉巻の大麻中のモノテルペンがないことが香りの特徴を完全に変えるので好みの大麻株の香りを全部吸うことはないでしょう。なんて悲しいのか。好みの大麻株の香りを得るには天然樹脂を試してみることです。

天然樹脂はそれぞれどう違うのか?

天然樹脂は2つの特徴的な点で異なってきます。

  • テルペンの特徴
  • 粘度

それぞれ下記で見ていきましょう。

テルペンの特徴

天然樹脂は、大部分で、抽出過程で使われる元の大麻株によります。より重要なのは、大麻草のテルペンの特徴によるということです。Cherry OG株から産出された天然樹脂はSour Diesel株から産出されたものと劇的に異なるということです。

同じ株のテルペンの特徴の間にも違いがあります。Yoda OGのひと束から産出される天然樹脂はもうひと束から産出されるものと違っています。

粘度

天然樹脂は様々な形であらわれる(柔らかい、硬い、その中間)。よくある粘度は以下のとおりです。

  • サップ
  • ゼリー
  • バター
  • シャッター

テルペンはただの化学物質なので、大麻から抽出される天然樹脂の粘度に影響があります。しかし、しばしば、液体天然樹脂の粘度は事後に変わります。

たとえば、sappy(樹液のような、という意味で、変に感情的な言葉ではありません)という天然樹脂は貯蔵して輸送するには固いです。だから製造業者は天然樹脂をより扱いやすいバター上にかき混ぜます。

抽出過程が難しいので、天然樹脂は通常の濃縮液よりも高価です。実際グラム100ドルで売られているものもあります!

そのことを次に話します。

天然樹脂は高い価格の価値があるだろうか?

この疑問へのストレートな答えは、多分、といったところです。そうですね、結局そんなにストレートではないですね。それは結局好み次第だからです。天然樹脂の抽出過程は通常の抽出法ほど産出ができないことは言ったとおりです。

しかし、天然樹脂を使う際にずっと完全で正確な大麻の化学式がわかったわけです。少ない算出物とより完全な化学的特徴という2つの理由から、天然樹脂は通常のBHOより価格が高いのです。

しかし、その価格は価値に見合うものでしょう。通常のブタン式抽出だと失われるモノテルペンが残ることで、他の大麻の中にある物質と相互作用を起こしていままで経験したことのないものを生み出します。

より高い濃度のTHCやCBDを含むものは手に入らないことを思い出してください。市場の他のどんなものより新鮮なものを手に入れられます。魅力的かそうでないか、分かるには一度試してみることです。

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