大麻の合法的な国やアメリカの合法地域に居住している方の中で健康的で、効果的に大麻を摂取したいなら、大麻の蒸気(ヴェイプ)を吸引する方法を試してみてください!
でも、急いで「べイプ」(蒸気を発する電子器具)を買い行くのはちょっと待って、間違った製品を選んでしまうかもしれません。
マリファナを燃やす温度は重要なのです。
下記についても少しお話しましょう。
・カンナビノイド
・温度がどのようにカンナビノイドに影響するか
・なぜべイプギア(べイプの温度調節器)は低い温度で設定されているのか
・適切な効果を得るためどのように温度を合わせるのか
基本的なベイピング(蒸気で摂取する方法)のガイドラインと適切な温度を説明していきます。
ベイピングの温度表をみていく前にカンナビスの化学構造をみてみましょう。これを見れば、ジョイント、ボング、スチームローラーやダブリグの中で何が起こっているのかわかります。
カンナビスとカンナビノイド
カンナビスは113もの化学物質、カンナビノイドで構成されています。カンナビノイドの成分の違いは生育の仕方、株の種類によります。
よく知られるカンナビノイドの成分です。
・THC
・CBD
・CBN
・CBG
これらの分子が、ハイになったり、痛みを和らげたり、不安を落ち着かせる働きをします。脳の神経細胞(CB1とCB2)に相互作用するのです。事実、人間の体は自身の機嫌や行動に影響するカンナビノイド(エンドカンナビノイド)を自分で生産しているのです。
そうです。あなたの体は、大麻茶を摂取していなくても、現在もカンナビノイドは体の中で生産されているのです。ポイントは、それらのカンナビノイド(アナンダミド、2-ラキドノイルクリセロールの名で呼ばれている)濃度はとても低く、わずかにしか影響しないということです。
しかし、タバコ、食品、ダブなどでカンナビノイドを余計に摂取すれば、濃度は上がり、神経細胞を刺激し、精神的に興奮したり、薬としての効果を発揮したりするのです。
カンナビスに含まれるカンナビノイドの量にもよりますが、下記のような効果を感じるでしょう。
・物事の認識の変化
・痛みの緩和
・空腹
・体力の増加
・体力の減少
・創作意欲
カンナビノイドは下記の障害にも効果的に作用する
・精神分裂症
・精神異常
・てんかん
・不安症
・鬱
・がん
・骨粗鬆症
・紅斑
・糖尿病
・強迫性障害
・パーキンソン病
・慢性痛
・神経因性疼痛
残念ながら、これらの化学物質は一般的に吸われているマリファナからは思っているより十分に摂取できません。
それぞれの分子に適切な温度があるのです。
温度がどのようにカンナビノイドに影響するのか
出典:HonestMarijuana
マッチやライターで火をつけてでた煙の温度は最低でも315℃ほどです。それでは熱すぎます!残念なことに、多量のカンナビノイドを破壊してしまいます。
通常使用する火の温度、315℃もしくはその三分の一の温度でも、大半のカンナビノイドが破壊されてしまいます。なぜそんな残念なことがおこるのでしょうか。
マカロニチーズ(メーカーは書きませんが、おなじみの青い箱のメーカー)に例えると、最初にお湯を沸かすために鍋をコンロの上に置いて火をつけますよね。
なにかに気を取られ(大麻でハイになっているとか)お湯を沸かしていることを忘れてしまったら、鍋はどうなりますか?お湯は蒸発してなくなり、残るのはマカロニチーズではなく焦げた鍋ですよね。
大麻を燃やしているときにも同じことが起こっています。温度の高い炎は多量のカンナビノイドを蒸発させてしまうのです。
残るのは少量の成分と焦げた煙だけです。(最悪!)
温度と香り
出典:HonestMarijuana
カンナビノイドが注目を集めるなか、マリファナにはテルペン(テルペノイド)とフレボノイドと呼ばれる化学物質が含まれています。この分子はガンジャ(大麻の一種)の香りに影響しています。それだけではなく、精神に少し変わった働きをします。
テルペンとフレボノイドも同様に、通常の火の温度、315℃以下でも蒸発してしまいます。カンナビノイドの医学的効能だけでなく、香りも失っているのです。
そりゃないよーとお思いでしょう。ブルードリーム(大麻の名前)に含まれるカンナビノイドとテルペン、すべてを味わうにはどうしたらいいのでしょう。
悪魔に魂を売る?
そんなことしなくても、ベイピングがあれば大丈夫。
べイプギアは温度の調整のため
ペン型やデスクトップ型のべイプギアは、一般的な形のべイプより、もっと低い温度を推奨しています。
いくつかのベイポライザーは自分で温度を合わすことができます。これで必要なカンナビノイドがただの煙となってしまうのを防げるのです。
ベイピング 温度表
出典:HonestMarijuana
下の温度表は、あなたに必要なカンナビノイドとテルペンを摂取するにはどの温度に合わせるのか示しています。
マリファナの真実 バイピング 温度表
燃焼 232℃
CBC 220℃
フムレン 197℃
リナロール 197℃
CBN 185℃
CBD 180℃
D-リモネン 176℃
B-ミルセン 167℃
B-カリオフィレン 160℃
THC 157℃
a-ピネン 155℃
CBD-A 120℃
THC-A 104℃
沸点 100℃
CBG 52℃
例えば、単純にハイになりたいだけなら、THCをどれだけ摂取できるかを考えます。ライターやマッチの火はTHCを蒸発させるのに必要な温度の2倍以上です。多量のTHCを燃やしてしまっているということです。
ベイポライザーでは温度を157℃に合わせれば、最後の一滴までTHCを多量に含んだ蒸気を吸うことができます。CBD、リナロール、CBNやフムレンは157℃以上となっています。それらの成分を摂取する必要があるのか?記事を読み進めば、必要であると思うでしょう。
基本的なベイピングのガイドライン
基本的なルールとして、べイプギアを200℃以上に設定するとカンナビノイドが体に影響されます。
200℃以下ですとカンナビノイドは精神的な部分と意識に影響します。
200℃より低いか高い、だけではわかりづらいでしょうか?
下記に詳細があります。
・180℃より下=軽い精神的症状に効果(不安症、ストレス障害)香りが高い
・180℃から200℃=適度に体に影響(サイケデリック・無気力)、香りが低い
・200℃以上=重度に体に影響、香りが高い
もしこの説明で十分でなければ、次の章ではどのようにべイプギアを効果によって合わせればいいのかお教えします。
得たい効果によってどのように温度を合わせるのか
出典:HonestMarijuana
人に寄って得たい効果は様々です。
自分に合った効果と温度を探しているのなら、下記の5つのカテゴリーをチェックしてみてください。
浮遊感
ふわふわとした意識に浸りたいなら、できるだけ多くのTHC、CBD、マイセン、リモネン、とB-カリフィレンを摂取する必要があります。べイプギアを
182℃に合わせてください。正しい量のカンナビノイドとテルペンが動けないほど無気力になることなく摂取できます。
高い香り
香り重視なら、べイプギアを176℃に合わせてください。温度を高くするとよく起こる、つんとした嫌な香りではなく、豊かな香りを味わえます。
エネルギッシュ、興奮状態に
エネルギッシュになりたいなら、べイプギアを180℃に合わせてください。CBDを十分にベイパーに溜めることができます。CBDはTHCの悪い点を中和するので不安や妄想に襲われることはないでしょう。
ハイになる
徹底的にハイになって朦朧とした気分を味わいたいならベイポライザーを200℃にしてください。
想像と異なるかもしれませんが、この温度がエントラージュ効果を最大限に引き出し、体が目覚めるような効果を感じることができるでしょう。
薬としての効果
CBD、CBN,やCBCはマリファナの医療的効果を担っています。テルペンリナプール、フムレンなども外すことのできない、薬としての効果をもっています。
メアリージェーン(大麻製品の名前)から医療的な効果を得たいなら、完全に燃やしてしまう一歩手前まで
温度を上げます。べイプギアを221℃に設定すれば、燃やすことなく摂取したい成分が残ります。
理想的なベイピングの温度は?
理想的な温度を1つ挙げるとすれば、210℃を推奨します。この温度で、もっとも重要なカンナビノイドとテルペンが破壊されず、十分な量を摂取できます。
正直、理想的なベイピングの温度は個人の好みにもよります。この記事のベイピングの温度表を参考にして、10度単位で調節し、試してみることをお勧めします。
記録をとり、もし蒸気が気に入らないと思う温度に達したら、5℃下げてもう一度試してください。たくさん使用してしまうかもしれませんが、自分に必要な温度が探し出せます。
ヴェポライザーとベイピングを見る
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