ちょっとした豆知識をお教えしましょう。体の中で一番大きな器官は何でしょうか?それは肌です!何人かの方は体の「中」の器官なのだから、肺だと答えるでしょう。それも間違ってはいません。
なぜ体の器官と肌の話を大麻の記事の中でするのか?なぜならマリファナは肌にいいからです。驚く方も多いと思います。大麻の葉っぱを肌にすり込むのはちょっと待ってください。葉っぱの無駄です。肌を蘇らせるのに必要なのは、カンナビスサティバの植物をそれ用に加工した「ヘンプシードオイル」です。
ヘンプオイルとは何?ヘンプオイルの肌への効果は?
出典:HonestMarijuana.com
「ヘンプオイル」には2つの違った意味があります。
・カンナビノイドをカンナビスの植物から抽出し、濃縮させたオイル(CBDオイルやTHCオイルとも呼ばれる)
・ヘンプシードオイル
この2つの違いはなんでしょうか?どのカンナビノイド濃縮オイルを選んでも、ハイになるか、医療薬としての力を発揮します。一方、ヘンプシードオイルはカンナビノイドを少量しか含有していないので(たまにゼロ)、ヘンプオイルでハイになることも、薬としての効果を実感することもできません。
基本的に、ヘンプシードオイルは、カンナビノイド濃縮オイルが薬品と分類されるなか、食品(オリーブオイルのような)です。お分かりになるように、この2つのオイルには大きな違いがあります。2つのヘンプオイルを同じだと認識するのは、馬を牛、ブラントをジョイントと呼ぶぐらい大きな間違いです。
ここからはヘンプオイルやヘンプシードオイルは食品を指し、CBDオイルやTHCオイル、またはカンナビスオイルは精神的興奮作用があるオイルか医薬品を指していると思ってください。
ヘンプオイルの肌への効果の話をしましょう。
ヘンプオイルの肌への効果
ヘンプオイルは食品として使用されています(他の製品としても使用されていますが、それはまた別の記事で)。たった今キッチンの棚の中に入っている人も多いでしょう。他のオイルのように(ココナッツ、オリーブ、ピーナッツ、ベジタブル)、ヘンプオイルは下記を多く含んでいます。
・マグネシウム
・カリウム
・ビタミンB1
・ビタミンB2
・オメガ3、オメガ6、多価不飽和脂肪酸
・ビタミンE
オリーブオイル、ココナッツオイル、きゅうり、アボカド、バナナ、はちみつ、そしてもちろんヘンプシードオイルなど、植物がベースとなっている食品の良いところはビタミン、ミネラルや体にいい脂肪分を口から摂取できるのと肌に塗る、2つの方法で取り入れられるところです。
ヘンプシードオイルを食べると、ビタミンとミネラルが細胞の活性につながります。口から摂取することにより肌にも多少の効果はありますが、効果を実感するのには程遠いでしょう。多量のヘンプシードオイルを摂取すれば肌にその栄養が届くかもしれませんが、胃を傷める可能性があります。
その代わりに、直接肌に塗る方法があります。一番肌に効果がある方法です。下記がヘンプシードオイルを肌に塗ると良い10の詳しい理由です。
ヘンプシードオイルが肌に良い10の理由
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肌の保護層を再生させる
肌は油分と水分で作られた皮脂膜で覆われています。
この膜は2つの重要な役割を担っています。
・肌から水分の蒸発を防ぐ
・肌を汚れ、ほこり、アレルギー成分、日光などから肌を守る。
たまにそれらが保護膜を通り、小さな穴ができてしまう場合もあります。
これらの「穴」は水分の蒸発につながり、刺激物を通してしまいます。これが続けば、肌の水分不足と老化の原因になります。
ヘンプシードオイルに含まれる脂肪酸が肌の保護層にできた小さな穴を塞ぐ役割をします。また、それらの脂肪酸は皮脂膜の生成を促すので、次に起こる肌のトラブルを防ぐことができます。肌の再生とトラブルの防止が同時にひとつのオイルでできるのです。これ以上のことはないでしょう。
乾癬(かんせん)の予防
乾癬(かんせん)は皮膚細胞の増殖が通常より10倍のはやさで行われることで起こります。細胞が皮膚の表面に積み重なると、赤と白の鱗状になる可能性があります。
ヘンプシードオイルの脂肪酸が肌の酸素、水分の供給を改善、ターンオーバーを促し、乾癬の予防をします。
乾燥肌の改善
ヘンプシードオイルを肌に塗ると、モイスチャライザー(潤す)とハイドレイター(保湿)を同時に行う、変わった化学反応を起こします。待ってそれって同じ効果なんじゃないの?と思った方、それらは全く違う効果なんです。
モイスチャライザー(潤す)は肌層の表面から水分が蒸発しないようにします。一方、ハイドレイター(保湿)は肌に潤いを与える役割をします。ヘンプシードオイルは植物性のオイルには珍しく、保湿をし、肌を柔らかく、なめらかで健康的にする効果があります。
潤いを閉じ込める
ヘンプオイルの効果は肌に潤いを与えるだけではなく、潤いを閉じ込める効果もあるのです。ヘンプシードオイルも同じく肌の水分分子を逃さない機能を持っています。
ローションとクリームでは、2つの効果を得るためには別々の製品が必要でしょう。最初に、水分を与える製品、その後、保湿をする製品。しかし、ヘンプシードオイルは1つで2つの効果があります。
時間の短縮になりますね!
角栓の予防
いくつかのオイルは、剥がれた肌の細胞やワックス、汚れと交じり、毛穴の汚れの原因となります。ヘンプシードオイルはそうはなりませんので、心配なく使用できます。
ほうれい線としわを減らす
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上記でお話しした潤いと保湿の効果により、ヘンプシードオイルはほうれい線としわを減らします。
どのように作用するのでしょうか。
1.ヘンプシードオイルが肌に潤いを与え、肌にはりがでます。
2. ヘンプシードオイルが肌の表面を押し上げる効果のあるコラーゲンの生成を促します。
3. ヘンプシードオイルに含まれる抗酸化物質が肌にダメージを与えるフリーラジカル(酸化作用のある物質)と戦います。
ヘンプシードオイルは日差しによるダメージでできたしわを予防する効果ももっています。だからといってヘンプシードオイルがSPF30や40の日焼け止めにはならないのでお忘れなく。ヘンプシードオイルを塗っても、外出の前には日焼け止めを塗り忘れないでくださいね。
疲れた肌に
もし肌が腫れたり、疲れて刺激を感じたりしている様でしたら、ヘンプシードオイルを使用してみてください。ヘンプシードオイルが肌を落ち着かせてくれます。
肌のかぶれやニキビに
ヘンプシードオイルの潤いと保湿成分は肌のかぶれやニキビにも効果があります。それら2つの組み合わせは、毛穴を詰まらせることなく、ニキビとやっかいな肌のかぶれの改善をします。
静脈瘤の防止
ヘンプシードオイルに含まれるオメガ3脂肪酸は血液の流れを良くし静脈瘤ができるのを防ぎます。
ただし、静脈瘤の改善に使用しているオメガ3の製品が、すべて肌に直接塗る事で効果を発揮するものではないので、覚えておいてください。
肌の表面に見える静脈も、実際にはもっと体の奥にあります。ですので、ヘンプオイルを肌に塗っても静脈は少量のオメガ3しか摂取できません。しかし、好きな食品に混ぜて摂取することでもっと効果を得ることができます。
細胞のダメージを防ぐ
細胞は髄鞘とよばれる膜で守られています。正しくビタミンとミネラルを摂取していないと、その膜が分解し始める可能性があります(脱髄と呼ばれる状態)。ヘンプシードオイルに含まれる脂肪酸(オメガ3とオメガ6)が髄鞘を強くし、皮膚細胞の健康を保ちます。
まとめとポイント
ヘンプってすばらしくないですか?小さな植物がこんなにたくさんの効果をもたらすなんて!でも、ヘンプシードオイルにも多少の副作用はあるんです。ほとんど副作用は起こりませんが、大体は多量に摂取してしまったことが原因です。一度、食品に混ぜたり、肌に塗ったりして試してみてください。この記事にあるように素晴らしい効果を実感できるはすです。
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