Dr.DUSTIN SULAKの紹介

Dustin Sulak(DO)は、Integr8 Healthの創設者です。 Healer.com、医療大麻の患者教育リソース。継続的な医学教育のカリキュラムであるCannabis Expertise。 Sulak博士は、医療大麻の応用において有力な臨床家として認められ、医療大麻の使用について臨床医および患者に教育を提供することに全力を注いでいます。

小児発作およびカンナビノイドに対する親のガイド

様々な論文を読み、他の親と相談し、専門家とも話し、とうとう大麻を発作の治療のために使うことを決意したとしましょう。最も効果を出すためにはどのような準備をすればいいのでしょうか?

 

あなたにすでに大麻を使った治療法を一つの方法と考えている神経科医がいたとします。次のステップは発作の治療の経験があり、神経科医と相談しながら適切な計画をつくっていける大麻の専門家を見つけることです。

 

カナビノイドの正しい濃度を知り、汚染物質を含んでいないことを確認するために実験を通して安全が保障されているカナビノイドを使用することは非常に大切です。(場合によっては自らテストしてみてもいいでしょう)また選んだものが常に入手可能であることも確認しておきましょう。

 

商品はほとんどの場合油ベースでの液体の状態で売られています。正しい量を取り出すためにはオーラルシリンジを使用します。治療に使う量はカナビノイドの濃度によって変わってきます(承認済みの商品であればこの情報は書き添えられているはずです)。

 

投薬と記録

自分に合った製品を見つけたあとは、自分の子供にあった最適な量を模索していく作業が必要となります。ノートなどに投薬した時間、回数、そしてその効果を記録していきましょう。子供の発作の頻度と強度も記録していき、治療の影響が出たか、発作の長さ、状態が改善されるまでにかかる時間なども書いていきます。発作以外でも悪影響、好影響、日ごろの動作などにも注意することが大事です。ここで記録した情報を専門家へと持っていき、それを頼りに適切な量や、場合によっては違うタイプのカナビノイドを使用していくことを決定していきます。

 

他の薬と同様、最初は少量ではじめ徐々に量を増やしていくことが大事です。最も良い量を見つけるまでには時間がかかることもあります。もし治療が効いているような気がしたら、その量で2週間固定し発作の状況と副作用を評価していきます。もし発作がまだ続くようであれば、投薬の量をまた少しずつ増やしていきます。最適な量を超えてしまったとき治療の効果が消えたり、副作用がひどくなったり発作が多く発生したりなどの悪影響が見られるときもあります。副作用には食欲の低下、イライラ、疲労などがあります。これらの症状がみられたら、投薬の量を良い効果が見られた時点まで減らしていきましょう。(ここで今までの記録が大事になってきます)

出典:(Dr. Sulak/Healer.com)

しっかりした計画と方法論的に投薬の量を調整していく作業は非常に大事です。7日から10日ごと(個人差はありますが)に専門家と相談して決定した量で投薬の量を増加させていきましょう。

 

多くの保護者が治療を始めてから子供の集中力が高まったり、性格がよくなったり、好奇心が高まったりするなどの効果が最適な量に調整される前からみられることを報告しています。発作に対しての薬の第一の目的は当然、発作を軽減させることではありますが、睡眠、日ごろの活動などのQOL もまた大事な要素のひとつです。

 

まとめ

子供のために大麻を使用した治療を始めるにはまず神経科医、大麻を使った治療の専門家、信頼できる大麻の供給先を探し、記録のためのノートを準備しましょう。いままで相談してきた100世帯以上の家族からよく聞かれる質問の一つに、もし私自身の子供が発作を患っていたら、大麻を使った治療を進めるかどうかというものがあります。答えは当然使う、です。その上、おそらく最初に検討する治療法の一つであると思います。