アメリカでは、ヒアルロン酸やアルゴンオイル、レチノールを使用している製品とくらべ、麻の製品は価格の観点からみても社会的地位をいまだ獲得できていません。しかしそれでも麻で作られたオイルは体全体に使える最高品質のオイルです。
大麻油の製品を無視したいという気持ちがありました。正直、時代とは関係ないはずのスキンケアまで、美容製品は流行に大きく左右されるもので、大麻油に関しては常に見過ごされていました。
私には大麻をベースとしたオイルを試してみる時間が増え、驚くことに他のスキンケアを取って代われるほどの効果がありました。おまけに現在政府によって厳しく規制されている大麻業界を支援することにもつながります。時代遅れの法令によって大麻は今だにDEAによる取り締まりの対象となっており、大麻の栽培は違法とされております。2014年以降、コロラド、オレゴン、テネシーなどの数少ない合法な州でのみ大麻が栽培されています。しかしDr.Bannerを含め多くの会社が中国やカナダなど栽培が合法で広く行われている国から輸入している状態です。。
「現在、我々はカナダから原材料を輸入していますが、国内の大きな需要に目を付けたアメリカ国内の農家との提携進めています」とDr.BronnerのCEOであるデイビッド・ブロナーは話してくれました。「USDA都の間で有機認証について多少いざこざがありましたが、それも今は解決しました」
セールスみたいに聞こえることを承知して説明すると、大麻油は栄養豊富なモイスチャライザーで、渇き目から油多め、若いものから老いたものまで体全体の肌にたいして保湿効果を発揮します。「ほかの植物性油が髪、肌、爪に対して効果があるのと違い、大麻油はそれらすべてにたった一つの原材料で効果を持ちます。」と皮膚科医であるウィットニー・ボウは話してくれました。ほかのオイルとちがい、大麻油は肘、足、膝、手、そして髪の毛のスキンケアに必要不可欠なオメガ3,6、そして9の量が高いのです。それに、知っての通りCBDを使用してもハイになることはありません。CB2リセプターは肌の細胞にあるので、これが刺激されることによってよく研究されているCBDの炎症を抑える効果が発揮されます。
このリストは決して麻を使った商品すべてのリストではありません。どれも最低一回試してみた商品で、感心したものを紹介しています。もしあなたが大麻油の商品を探しているなら、まずこれらから試してみることを期待します。どれも効果は抜群で、価格も妥当、そしてアメリカ中どこでも入手できる商品です。
Body Shop Hemp Protector ($20)
大麻栽培元:イギリス
このハンドクリームは私が試してみた数えきれないほどの商品中でも最も良いものの一つです。乾燥しきった手をしとやかにするほどの効果があるものの、脂っこくなく塗ってもべたべたしません。密猟も大麻油も肌に溶け込み、ほんわかなアロマだけが残ります。ハンドクリームはほかの人と一緒に使う美容製品ではありますが、4オンす以下で$90するLa Mer Hand Treatmentはほかの人に貸したくないかもしれません。それに対してこれは3オンスで$20しかしないので、寒い日外で友達に貸しながらも使っていけます。
Meow Meow Tweet Face Oil ($25)
大麻栽培元:カナダ
私の顔はもともとニキビができにくい体質なのでフェイスオイルはあまり使いませんが、2017年に活動する美容ライターとしてはオイルを試さない選択肢はありません。品質の良いフェイスオイルはモイスチャライザーの代わりにはなりません。特に私みたいにもともと顔が脂っこい人にとって顔にオイルを塗る意図が分からないかもしれませんが、顔の肌が乾きすぎると逆に皮脂の増加につながります。オイルを塗る目的は肌をしとやかにしながらもともとの状態を壊さないことです。しかしだからといってオリーブオイルやココナッツオイルを塗ったりはしてはいけません。毛穴をふさがないオイルが必要となります。これに最適なのが大麻油、ホホバオイル、そしてセサミオイルを使用して製造されたこの商品です。肌が傷むことなくボトル一本使い終わりました。オイルの上から化粧することもできます。
Dr. Bonner’s Pure Castile Liquid Soap ($3)
大麻栽培元:カナダ
この3.3オンスのトラベルサイズの石鹸はキューバをバックパッキングしたときに持っていきました。エアコンのない夏のキューバにおいて、持っていた洋服は一日の終わりには汗でびっしょり泥だらけになっており、宿泊していた家の棚をハンガー替わりに利用していました。TSAが承認しているこのボトルはシャワーと洗濯両方のために使っても2週間持ちました。少量でもたくさんの汚れを取ることができ、乾かしたあとも残基の心配はありません。個人的にはバラ風味をつかって洗濯を、ペッパーミント風味でシャワーを浴びていました。ニキビかその跡が残っているなら、ティートリー風味をおすすめします。伸ばして使えば、強力で濃度の高い石鹸のおかげで安い小さなボトルでも長時間使い続けることができます。
Fig+Yarrow Hair+Scalp Tonic ($34)
大麻栽培元:カナダ
最近は誰もが髪の洗い方の好みがあるみたいです。一週間に一回洗えばいいという人もいます。シャンプーを使わないと宣言する人もいます。クレンジングクリームとよばれるシャンプーではないシャンプーを使っている人もいます。逆にもっと髪を洗わなければいけないと主張するひともいます。
あなたの好みがなんであれ、このオイルベースのトニックを毎日のシャワーに加えることをおすすめします。麻、ココナッツ、カメリーナ、アルガン、そしてアボカドオイルから作られた高品質のオイルはドロッパーに入ってくるので頭、ひげ、頭皮に使う量を正確に調整できます。私はシャンプーとリンス両方使うので、2,3滴シャンプーとリンスに加えるのが日課となっています。シャンプーなどを使わないなら、オイルを直接頭に垂らして、マッサージして、シャンプーのように流しても大丈夫です。残基は残りません。先ほど紹介したフェイスオイルの頭皮バージョンと考えてください。(髭剃り後のためのオイルも販売されています)。
The Body Shop Hemp on a Rope Soap ($12)
大麻栽培元:イギリス
いくつもの石鹸のサンプルが送られてきましたが、ロープのものはこれだけでした。麻の花の形をした大きな石鹸で、半年くらいもつでしょう。頑丈なロープがついているので保管している間にバクテリアが繁殖する心配もありません。手から滑り落ちる心配もありません。芝の風味が嫌ならば、体につかうことはお勧めしません。
Oyin Handmade Honey Hemp Detangling and Moisturizing Hair Conditioner ($14)
大麻栽培元:不明
長い髪を持っている人にとってディタングラーは必要不可欠です。特に私みたいに髪が太く乾きやすいと、すぐに絡まってしまいます。常に髪の毛をとかし、大量のコンディショナーを使う必要があります。このはちみつ、大麻油、ココナッツオイルベースのコンディショナーのいいところは長い髪でも大量に使う必要がないところです。パラベン無配合なので、髪の毛が柔らかくなりトリートメントとしても使えます。どんな髪質にも対応できます。
Apthecanna Lip Buzz ($12)
大麻製造元:コロラド
ApothecannaはそのTHC商品で広く知られていますが、Lip Buzzは50州すべてにおいて合法的に購入できる商品です。チャップスティックよりは高いですが、ボーナスとして高品質のTHC製品をコロラドで何年も製造している会社を支援できます。フルーツ風味は特におすすめです。全然べたべたしておらず、食べたり飲んだりすればとれてしまいますがしゃべっているくらいなら取れことのないリップクリームです。
Obssesive Compulsive Cosmetics Lip Tar ($17)
大麻製造元:カナダ
大学にいるころはこの液体状のリップスティックが大好きでした。普通の口紅を使うにはまだ若すぎてリップグロスを使うには年を取りすぎていたような気がしたので、液体状のものがちょうどよかったのです。Lip Tarはいくつかの薄めの色でも販売されていますが、それでもちょっと派手です:自然の唇の色にはなりません。唇にマイクロソフトペイントを使うみたいな感覚なので、注意して使う必要があります。逆に、大胆な口紅でこれ以上のものは思いつきません。口紅は夜中落ちることありません。麻が使用されているので唇のコンディショナーともなり保湿効果が唇を渇きから守ってくれます。
Kush Creams Aloe-Based Face& Eye Cream ($40)
大麻製造元:ワシントン
Kush Creamsによって製造されているクリームはどれも泡立たれたバターのような質感を持つので、どれが一番お気に入りかはなかなか選べません。でももし普段使っているフェイスクリームの代わりとなるCBD製品を探しているならば、炎症を抑える効果のあるアロエが配合されているこの商品から試してみることをお勧めします。大麻油に加えて、シーバソーンオイル、ローズヒップオイル、メドーフォームオイルが含まれています。肌に浸透する助けとなるエミューオイルも含まれています。脂っこくなくむ州なので派手でなく気にならないクリームが良いならこれが一番良いでしょう。
Marley Natural Hemp Seed Body Wash($16)
大麻製造元:ワシントン
私は何年も水だけで体を洗ってきましたが何の問題もありません。でももし日ごろのシャワーをスパレベルまで持ち上げたいなら、この大麻油とココナツオイルベースのボディーウォッシュがよいでしょう。ジンジャーのにおいがほんわかと漂い、そしてなによりも洗面所にあるとかっこよく見えます。正直ふつうの石鹸だけでも十分かもしれませんが、インスタ映えする商品をおすすめしないわけにはいきません。
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