大麻草を育てるには、すべての過程が重要となってきます。しかし、最後の過程、乾燥と硬化作業を失敗すればすべてが台無しになります。ケーキのクリームを塗る作業のようなものです。完璧に行わなければ、すべての労力が無駄になります。

 

大麻生産を成功させるには、適切な乾燥と硬化が不可欠なのですが、その正しい方法を知っている人はほとんどいません。専門家は長年にわたり、大麻業界で高品質の大麻の栽培、乾燥、熟成を行ってきました。何をすべきで何をしてはいけないのか、多くの知識を得た私達が、その正しい方法をお伝えします。

 

この記事を読めば、自分で最高の大麻を作りだすことができます。

 

大麻草の乾燥、硬化の違いとは?

多くの人が乾燥と硬化を同じ意味で認識しているため、このふたつの区別には混乱します。鉢栽培の大麻で使用されている各用語の意味は次のとおりです。

乾燥

大麻の花(バッズ)を海に入った後の自分の肌だと想像してください。海から上がった後、タオルで身体を拭くか、太陽の下で乾燥させるはずです。しかし、表面の水分は乾燥できても、身体内部の水分までは乾燥できません。

大麻の花の乾燥は、その概念と同じです。乾燥作業では、表面の水分だけを乾燥させます。花の内部は乾燥していません。そのため、硬化作業が必要となってきます。

硬化

技術的に言うと、大麻の硬化作業とは、花が腐敗するのを防ぎなから、化学反応による成分分解の開始、維持をコントロールすることです。

大麻の硬化作業は熟成ワインと同じように考えると分かりやすいです。ワインをバレルやキャスクで熟成させると、できたてにはない風味や滑らかさがうまれます。

鉢で栽培した大麻を硬化させるのも同じです。硬化作業を行うと、花の風味や香り、成分を最大限に引き出すことができます。

しかし、大麻の効果作業は風味や香りに関わってくるだけではありません。大麻がどのように身体と精神に影響するかの効果にも関わってきます。

なぜ硬化が重要なのか?

硬化は、大麻を吸ったり、ベポライザーを使用したり、食品に混ぜたりして摂取する際に、その効果をうむ様々な化学成分に関わっています。

風味と香り

葉緑素は鉢植え植物の生命線です。大麻草を成長させ、繫殖させる化学物質です。しかし、葉緑素は新芽草のような風味と香りを作り出す化学物質でもあります。

 

硬化作業は大麻の花の中心にある葉緑素の分解、蒸発の時間を与えます。これにより特徴的な大麻の風味をうみだします。

 

ミント風味のThin Mint Girl Scout Cookiesや フルーティーなFruity Pebblesの風味を思い浮かべてください。これらの風味や香りは葉緑素が完全に蒸発した後にしかうまれません。

使用感

正しく硬化作業を行うと、大麻を吸った際に経験するきつい(葉緑素による)風味を減らします。硬化により、最初の吸引の際に喉に感じる酸性度を最小限に抑えます。咳き込む回数が少なくなり、より良い使用感に繋がります。

 

効果

また硬化により、ボウルやブラントで大麻を吸引した際に感じる、不安や幻覚、被害妄想などの影響を減らします。

さらに、テルペンやカンナビノイドの成分を引き出すにも重要な時間となります。大麻の効果を最大限まで増加し、より良い大麻になります。時間がかかっても待つ価値はあります。

乾燥と硬化には時間が必要

乾燥と硬化作業には時間が必要だと覚えておいてください。急いでこの工程を短縮しようとすると、品質の良い大麻はできません。

気温、湿度、空気の流れによって変わってきますが、乾燥は7日から約10日で終わります。一方硬化には2、3週間、品質を上げたければ4週間から8週間必要です。硬化に3ヶ月必要な大麻草もあります。

時間はかかりますが、その分品質は良くなります。

 

最高の大麻にするための乾燥、硬化方法

1.大麻草の収穫とトリミング

最初の工程は大麻草を早すぎず遅すぎず、的確な時期に収穫することです。適切な時期に収穫することでトリコーム(THC,CBD,CBGや他のカンナビジオールを生産する部位)を最大限まで発達させます。

大麻草を収穫したらその蕾から出ている茎や葉をカットします。

 

2.乾燥のために大麻草をつるす

空のクローゼットとハンガーはありますか?あれば乾燥の準備はできています。なくても心配しないでください。吊るす場所さえあれば問題ありません。

実際に大事なのは温度や湿度で、場所は重要ではありません。

 

大麻草を乾燥させるための環境

・華氏70℃

・湿度50%

 

住んでいる地域によりますが、エアコン、加湿器やヒーターが必要でしょう。

温度と湿度がコントロールされた場所で1週間大麻を乾燥させます。蕾の表面が乾燥し、茎の部分がぐにゃっ、とではく、ぽきっと折れるようになれば乾燥完了です。

3.蕾を瓶にうつす

硬化に最適な入れ物は口の広い瓶です(Mason, Ballなど)。蓋も必要なので、作業に入る前にそろえておきましょう。

瓶に蕾を入れ、蓋を閉めます。瓶を振った時に蕾が動くぐらい隙間をあけて入れてください。

動かなければ詰めすぎです。

4.適切な場所に保管

乾燥と同様、硬化する際も環境には気をつけてください。

硬化させるための環境

・華氏70℃

・湿度60~65%

 

直射日光も当たらないようにしてください。湿度、気温が適度でも、日が当たる場所に置いてしまうと瓶の中の温度と湿度があがり、蕾が傷んでしまいます。

保管場所にうってつけなのは、キャビネット、クローゼット、もしくは部屋の中で直射日光が当たらない場所です。キャビネットとクローゼットに保管する場合は湿度、温度に注意してください。

例えば、クローゼットと言っても、ゲストルームなどあまり使用しない部屋のクローゼット場合、最適な環境であるか確かめましょう。密閉された場所の隅などは開閉される扉がついている場所とはだいぶ温度や湿度が違います。

瓶をしまったら、硬化作業の開始です。おめでとうございます!でもまだやることはあります。

5.1日最低1回瓶を開ける

最初の数日間は1日に何度か瓶を開けて中を見たくなるでしょう。蕾が湿っていないか調べるのは良いことです(カビや細菌が増殖するのを防ぐ)。

 

硬化させる前に十分に乾燥できた場合は、下記のスケジュールに沿って硬化作業を行ってください。

1.大麻が入っている瓶すべての蓋を開け、5秒数える。

2.蓋を閉める。

3.新しい空気を入れ替えるように、優しく瓶を動かす。

 

2週目は1日に1回、瓶の空気の入れ替えを行います。2週間後、問題なさそうであれば次の2週間は、空気の入れ替えは1週間に1回行います。これで1ヶ月の硬化作業は終わりです。

1ヶ月たった後は空気の入れ替えは1ヶ月に1回行います。

硬化作業の重要性を甘く見てはいけません

この記事でわかるように、品質の良い大麻を作るために、硬化作業はとても重要です。それと同時に、この工程だけ飛ばされ、重要視されていないのも事実です。

 

硬化作業こそが高品質の大麻を生産するために必要な工程なのに、とても残念です。ありがたいことに、この記事を読んだ人々はその重要性と正しい方法はもうわかったはずです。これで家庭栽培でも品質の良い大麻を生産できます。