自宅での大麻栽培をためらっている人々は、屋内栽培についていずれかの誤解があるかもしれません。
・必要な材料を集めるのが難しい。
これは嘘です。
・栽培用のシステムを作るには技術が必要。
いいえ、必要ではありません。
・栽培用の機械、スペースを構築するのにはお金がかかる。
一部本当です。
自分で自宅用の温度管理がされた屋内栽培用テントを作るのは簡単、便利、安価という事を私たちが証明します!
この記事では、金額別に分けた3種類の栽培テントを1から作成する方法をご紹介します。
栽培に必要な室温調整などの機能も、特別な技術を必要とせず取り付けることができます。
使用する材料のほとんどはAmazonで購入可能です。インターネットで必要な材料を注文し、手元にすぐ届くことによって自家製の栽培テントを作ることがより身近になりました。
注意:下記の材料の値段は時期により変動します。
The Nano Grow: $100から$150
出展:Leafly
どんな人向けの商品?
栽培初心者、予算を抑えたい栽培者、そして自家農園をできるだけ目立たないようにしたい人はNano Growがぴったりです。24×24インチで、栽培用のテントはクローゼットに収まるぐらいの大きさです。
必要な材料:
- TopoLight 24”x24”x48” Indoor Grow Room ($49.80)
- Lorell 6” Clip On Fan ($13.99)
- Century 24 Hour Mechanical Timer ($9.99)
- Growstar 150w Cree LED Full Spectrum UFO Light ($42.99)
- オプション iPower 4” 100CFM Inline Duct Fan ($17.99)
- オプション AcuRite Hydrometer and Thermometer ($11.51)
費用
・基本:$116.77
・ファン付き:$134.76
・温度計付:$128.8
・ファン・温度計付:$146.27
Nano Growはシンプルなデザインでかなり低予算となっています。これは余分な部分を排除することを目的として設計されています。何も追加しなければ、たったの100ドルちょっとで、扇風機と温度計・湿度計を追加しても数十ドル高くなるだけです。
LEDライトの電球は熱くならないので、栽培環境を整えたい場合には最適です。このサイズであれば、空気清浄機能は必要ではありませんが、もっと狭い場所を考えている人にはファン内臓で温度計・湿度計が付いたものがいいでしょう。このファンは植物に大切な空気循環を行って環境を整えます。
テントの高さが最高48インチなので高さ24インチぐらいまで育つドワーフ、インディカか自動開花品種(auto-flowering)を育てると良いでしょう。
組み立て方
・組み立て時間:約30分
・組み立て材料:ダクトテープ、結束バンド
・組み立て場所 : クローゼットか部屋
・おすすめの栽培株数:1から2株
付属品内容
・テント
The Topolight growのテントは狭い場所やクローゼットにぴったりで、反射率の高いマイラー社のポリエステルフィルムで内部がコーティングされているので、直射日光が植物に当たらないようになっています。
・ライト
The Growstar LED Full Spactrum UFO Lightは安価で、花にも野菜にも効果のある光を提供してくれます。このライトは30WでCree LEDを搭載し、青/紫の色を発します。これを鉢植えの成長の高さに合わせて吊るすための道具も必要となってきます。LEDライトは無駄な熱を発しないので、室温に影響しません。
・換気システム:
A 6インチ Lorell のクリップ式ファンはテントの中に、空気の流れを作ります。4インチ100CFMのダクト用換気扇も装着すればテント内の空気の循環も行ってくれます。換気扇を購入する場合、テントの底にダクトテープと結束バンドを使用して取り付けてください。
自動装置:
これは24時間のタイマー式で光を自動で調節します。他の機器よりは少し安価な機械となっています。
・温度計:
基本の設備では装備されていませんが、テント内の環境を整えるのに追加すると便利です。
The Micro Grow : $500
出展:Leafly
どんな人向けの商品?
The Micro Growはテント栽培に必要なすべてが取り揃えられています。Nano Growより色々な栽培方法にも適応できます。
このテントは、小さめの部屋かガレージに最適な大きさです。高さ64インチで、葉の量が多く、大きく育つ大麻草向きです。植物の高さは35インチから42インチまでが対象です。
このテントでは2株から4株育てるのがおすすめです。小さめの自動開花品種か、育つ時間のかからない野菜の苗でしたら6株まで詰め込むことが出来ます。
必要な材料:
- Casolly 32”x32”x64” Indoor Grow Room ($64.99)
- Century 7 Day Heavy Duty Programmable Digital Timer, Dual Outlet($12.99)
- AcuRite Hydrometer and Thermometer ($11.98)
- Lorell 6” Clip-On Fan ($16.43)
- Growsun 4” Indoor Grow Exhaust Kit, Carbon Filter, Fan, Ducting($119.99)
- VivoSun 6” 240CFM Inline Duct Booster Fan ($20.99)
- Growneer Variable Speed Vent Fan Controller ($11.99)
- TopoGrow 315W CMH Grow Light Kit, 120v fixture w/ 3100k Bulb($177.11)
- 15 amp GFCI Grounded 5-Outlet Adapter ($28)
総額:$464.87
Nano Growと違い、これには暖かい空気を排出し、新鮮で冷たい空気を取り込む換気システムが付属されています。さらにタイマーも光と二酸化炭素廃棄システムの両方を自動で行ってくれる、二層式のモデルとなっています。温度が最高まで上がってしまった際に急速にファンを回転させる機能もついています。
315WのCMH (ceramic metal halide)ライトは十分な換気システムが搭載されているテントにおすすめです。3100kの電球は野菜や花の栽培にも使用されています。
組み立て方
・組み立て時間:約1時間
・組み立て材料:ダクトテープ、頑丈な結束バンド
・電源:4口(5個口のタップがおすすめ)
・組み立て場所:部屋かガレージ
・おすすめされている植物の株数:2から4株
付属品内容
・テント
The Casolly 32”x32”x64” Indoor Grow Roomは十分なスペースと装備でNano Growより多くの株数を育てることができます。このテントには換気をより良くするため、複数の換気用ダクトの穴が空いており、正面には中を確認できる窓もついています。
・ライト
120V315WCMHのライトはTopo Grow社のものです。CMHライトは高圧ナトリウムランプやメタルハライドランプよりも熱の発生がかなり抑えられています。装備された3100kの電球からは野菜や花も育成可能な光が発生し、サイクルに合わせて光を切り替える必要もありません。さらに電気の安定器も内蔵されています。
・換気システム
CMHライトは他社のライトより熱を発しませんが、暑い空気を排出し、新鮮な空気を取り込む換気システムは必要です。このためにGrowsun 4”屋内用フィルター・ダクト付排出ファンと、6” Vivosun 240CFM屋内用換気扇を選びました。環境を整えるためにファンのスピードを調節できる機能付きです。さらに、クリップ式6インチLorellファンも植物の上部の空気循環のために使用されています。
・自動設定
二層式のタイマーで二酸化炭素の排出と光の調節を自動行うように設定ができます。
・温度調節
The Acuright Digitalの温度・湿度計はテント内の気温と湿度の変化が観察でき、温度の調節が簡単に行えます。
換気システム
テントの上に備え付けられた315WのCMHライトでも換気が必要な熱を発します。テントの下部分に、6インチのダクトファンを、ダクトテープで設置し4インチのフィルター付空気排出用ファンを、結束バンドで取り付けます。テント裏側にフィルターを付ける際には結束バンドできつめに取り付けてください。ダクトテープはファンをフィルターに付ける際と同様、ダクトにフィルターを取り付ける際にも使用します。
この構造では、冷たい空気が十分にテントの底まで届かず、テントの上部に温かい空気が溜まってしまいます。6インチのクリップ式ファンはテントの左奥にある支え棒に取りつけ、植物の上部に風が来るように植物の高さに合わせて設置し、空気がうまく流れるようにしましょう。
Standard Grow:$1,000
出展:Leafly
どのような人向けの商品?
The Standard Growは年間を通して、永続的に栽培を行いたい人向けです。テントひとつにライト、自動装置、換気システムの全てが装備されています。
合法で育てられる大麻草の高さがどれぐらいまで育つのかわかりませんが、このテントなら大丈夫です。 80インチの広さで、高さを気にせずどんな植物も栽培できます。630w3100kCMHライトが装備されており、野菜、花も栽培可能です。
芽を発芽させ、クローンを採取し、母株を育て、様々な実験を行いたい栽培者にはぴったりの設備です。
付属品
- 4 Bulb t5 Grow Light Fixture (x2 at $74.99)
- GrowSun 6” 400 CFM Indoor Grow Exhaust Kit, Carbon Filter, Fan, Time, Ducting ($119.99)
- TopoGrow 630W CMH Grow Light Kit, 120v Fixture w/ 2 3100k Bulbs($318.65)
- AcuRite Hydrometer and Thermometer (x2 at $11.98)
- VivoSun 6” 240CFM Inline Duct Booster Fan (x2 at $20.99)
- Lorell 6” Clip-On Fan (x4 at $16.43)
- Century 7 Day Heavy Duty Programmable Digital Timer, Dual Outlet(x2 at $12.99)
- TopoGrow 2-in-1 60”X48”X80” Dual Room Indoor Grow Tent($187.84)
総額 : $917.67
The Standard Growは栽培から繁殖まですべてこのテントの中で行うことができます。たった1,000ドル以下に、3つの部屋、3つのライト、換気システム、自動設定設備が装備されています。
この設備では、栽培者は植物の様々な段階での栽培が可能なだけでなく、繁殖のためだけに1つの部屋を利用するこもできます。
4×4フィートのメインテントには630wCMHライト、1×4フィートの2つの小さい部屋には、2つの植物栽培用蛍光灯が備え付けられています。換気を行うファンは4つ備え付けられており、2つは最新タイマー付きで、環境に合わせ空気循環を行います。
組み立て方法:
・組み立て時間:約2時間
・組み立て材料:ダクトテープ、結束バンド
・電力:10口(差し込み口が5口のタップ2つがおすすめ)
・組み立て場所:室内、ガレージ
・栽培株数:4株から12株
設備内容:
・テント
この輝くテントはTopoGrow 2-in-1 60”x48”x80”屋内栽培用テントです。メインテントは4x4x6.6フィートの広さで、他にも1x4x6.6フィートの広さの部屋が2つ付いています。ワイヤーフレームで作られた部屋はマジックテープで取り外し可能な特殊な布で1部屋1部屋区切られています。
・ライト
このテントには装備として3つのライトが付いています。メインの部屋には120v 630w CMHのライトが、他2つの部屋には12×48インチの蛍光灯が付属されています。メインの部屋は植物、花の栽培に適しており、他2つの部屋は苗の増殖に最適です。
・換気システム
メインテントには換気システムが最初から装備されています。テントの下部に6インチのダクト付換気用ファンとライトの横に空気循環用6インチのファンが備え付けられています。排気にはGrowSunの400CFMのセットが使用されています。このセットには6インチのフィルターと6インチのアルミ製ダクト付排気用ファン(ファン速度調節機能付き)が装備されています。このシステムはテントの奥側の上部に結束バンドとダクトテープで固定されているか、テント右奥角の床に置かれています。どちらもテント上部にある排気用ダクトに繋がっています。さらにメインの部屋には2つの6インチのファンが調節可能な高さに、もう1つはライトによる温度上昇を減らすため、天井に備え付けられています。他2つの部屋には、6インチのクリップ式ファンが装備されています。
・自動装置
2つのDual Outlet Century 7デジタルタイマーが付属されています。1つはメインの部屋のライトと排気ファンのタイマー設定用で、もう1つは他2部屋の蛍光灯のタイマー設定用です。
・換気システムの配置
メインの部屋は、部屋の奥左側の骨組み下部に結束バンドとダクトテープで6インチのファンを室内空気循環用に固定します。もう1つは同じ奥左側の骨組みの上部に固定します。
6インチの排気用システムはテントの左側上部か、右奥の下部に設置してください。どちらでも排気に問題はありません。この部屋には他にも2つのクリップ式ファンがあるので、1つは右奥の上部、もう1つは植物の高さに合わせて左奥に設置してください。
他2つの部屋は、6インチのクリップ式ファンを空気循環のため左奥側に設置してください。
Be the first to write a comment.