現在カリフォルニアは、暗い雰囲気が漂っています。

 

合法化案条項64が始まりました。10億ドル規模の大麻市場は大きく変化しています。供給が下がり、重要は上がっています。サンフランシスコでは8オンスの大麻が93ドルで売りに出されています。条項が開始される前の2倍以上の値段で、定期的な購入者は不満を抱き、新しい顧客はショックを受けています。

 

しかしちょっと待ってください。カリフォルニアのトップシェアに目を向けがっかりしないでください。違う視点で見てみましょう。2018年、カリフォルニアの大麻の話はもっと望みがあるものです。「Mids」の登場です。価格も手ごろな中級品質の大麻です。

 

お買い得品のMidsを求めるのは、まるでトリュフ探しのようです。実世界での Pawn Stars や Storage Wars(海外のリアリティショー)です。最近では、お手頃な価格のMidsがどの州でも手に入ります。それにはちょっとしたスキル、持久力、忍耐力が必要です。

 

私が大麻の入手に関して心配するのをやめ、中級品でも満足できる理由をお話しします。

 

カリフォルニアの「Mids」は世界的にも有名

 

Midsは最近できた「Middle」のスラングで、中級品大麻を意味します。「exotic」や「designer」のように最高品質ではありません。しかし、「schwag」「regs」や「reggies」のように、粗悪品でもありません。

 

カリフォルニアの大麻市場はとても競争が激しく、地元の人が「Mids」と呼ぶものでも、他の地域からの旅行者は十分満足できます。

Midsは訪れた先の大麻草を試したい、ビジターにおすすめですが、旅先で救急車を呼ぶ事態は避けてくださいね。昔大麻を使用していた人が、久しぶりに吸う大麻としても最適です。

 

カリフォルニアの最近のMidsは、歴史上で最も強いとされ、THCの含有量が10-16%となっています。その中でも含有量が多い物で16-25%、THC が10%以下の物は質が悪いと言われています。

 

市場は混乱

Midsがカリフォルニアで見直されているもうひとつの理由は、市場が混乱しているからです。規制が変更されてから、供給側は大騒ぎです。低価格の大麻でも、高価な物より品質が良い場合もあります。

屋外栽培の大麻で8オンス70ドルもするLemon Treeという大麻を見つけましたが、とても風味が悪い物でした。逆に、サンフランシスコのSPARCという店で、自社ブランドの35ドルで販売されているPineappleという製品は素晴らしかったです。

 

また、州をまたいで話題になっているのが、65ドルのCookiesが特有の香りを失いつつある中、その隣に置いてある40ドルの屋内栽培大麻、Orange Sicleは瓶を開けたときの香りに驚くでしょう。

 

見た目、香り、風味や効果も中級品大麻はこれから浸透していくでしょう。大きく、濃縮して固められた大麻の代わりに、Midsは軽めのポップコーンのような質感になります。

 

Midsは収穫時期の関係で、たまに乾燥しすぎていたり、茶色になりすぎたりしています。また、屋外で栽培されているか、「hoop  house」と呼ばれる簡易ビニールハウスで栽培されていることが多いです。花の中に残っている栄養分で、少し草っぽい味や苦い味がする時もあります。高品質の蕾でも管理されていない状態で保存されていれば、Midsのようになります。

 

しかし最近では、価格と品質が必ずしも比例するとは限りません。いくつかの販売店は自社ブランドや農家を持っており、仲介業者が介入しないため、安価に販売をすることができます。一方、いくつかの無知なブランドの大麻販売店は、仲介業者に手数料を差し引かれている場合もあります。

 

どのように高品質のMidsを見つければいいのか?販売店で大麻のTHCのパーセンテージを見ればわかります。そして実際に匂いを嗅いでみてください。瓶のふたを開け、鼻をきかせてください。ワシントン州や他の州と違い、カリフォルニアでは大麻サンプルの匂いを店舗で嗅ぐことは違法ではありません。大麻草のアロマの成分、THCの効果を引き出すテルペンの香りを嗅いでください。その商品にテルペンの香りがしなければ、いかなる金額でもおすすめできません。

 

最近、大麻を合法で吸うことができる、北カリフォルニアの小さなイベント、Local SeshでMidsが旋風を起こしていました。そこには有名なSynergy Strawberry Kieiが8オンス75ドルで販売されていましたが、人が集まっていたのはMidsが置いてある場所でした。

・Honeydew FarmsのBlue Dreamが35ドル。

・サンタバーバラの海岸沿いのグリーンハウスで栽培されたAutumn BrandsのChemdawgが税抜きで35ドル。

・Red Tail Farms’のOrange Cookiesは40ドル。

・Humboldt Skyが家庭用品、ソーラー発電、雨水で栽培したRiseは35ドル。

・2017年のEmerald Cupで優勝し、起死回生したFlowerdaze FarmsのLocal Sesh, Flowerdazeでも人気なKei Lime Pieは農家直送割引で40ドル。

 

 

Midsは平等主義

合法化によって、アメリカ史上最悪の格差を生み、この問題はレジで発生します。病気の治療に必要な患者でも、8オンスの大麻に93ドル、、、間違っている気がします。スニーカーや酒が高価になり、さらに大麻までも高価な物になってしまいました。ブランド化した大麻はアメリカの平等主義に反しています。貴族やエリート主義の風潮はアメリカの伝統である倹約と経済のポリシーにも反します。

 

ソーシャルメディアを見ると、ラッパーやその熱狂的なファンたちが#同じ葉っぱは吸わないとタグ付けをしています。本気で言っているのでしょうか。彼らはMacallenの72年物(高価なウィスキー)をいつでも飲むことができるでしょうが、ただの嫌味なやつです。安いラガーがその場に合っているときだってあります。

 

Midsならお得

自分のブラントに60ドルもする大麻を詰めようなんてことはしないでください。Midsならその金額で2回、ボールで大麻を楽しめます。ジョイントにもたくさん詰めれます。間違ってビールの中に落としても誰も気にしません。

 

たまに「Midsではハイにならない。」と言う人もいますが、耐性の強さに拍手します。何を言っているのかわかってるのでしょうか?脳のカンナビノイド受容体の機能が低下しているという意味になります。ですので、同じ効果を得たくてもTHCの摂取量を増やす必要があります。おめでとうございます。そんな人はハイになるのにもっとお金がかかるという事です。

 

Midsは未来

最後に、Midsは私達の未来です。大麻の合法化は急速な商業化と90%値上がりにつながります。大きな規模の大麻農家がオンライン販売を始め、大麻の値上がりは当たり前のようになっています。

 

それは2005年から続いた平均額8オンス60ドルの終わりを意味します。ワシントン州とオレゴン州では1オンス50ドルが現在では一般的で、高価な物ではグラム100ドルとキャビアのような値段です。

バッドテンダー(大麻販売員)は、アルコールを購入する時のように、1週間のビールの予算を決め、週末に一機にそれを使うのと同じようなことを大麻購入者もし始めていると感じています。自分に合った価格の大麻を購入する事で、価格の変動も抑えることができるでしょう。

 

高価格な大麻を狙うより、中級で手を打ちましょう。安価で、効果が強く、品質も悪くないMidsはより多様性があり豊かです。

 

大麻が半分入ったボールは半分しかないのではなく、半分も入っているです。