北アメリカの大麻消費者にとって楽しみな季節がやってきます。ハロウィンの仮装のためだけではありません。

 

それは#Croptoberです!

 

SNSハッシュタグ用に作られた言葉ではないんです。実際、毎年この季節は屋外栽培された大麻草の収穫期です。ワインと同様に、何万トンもの大麻が畑から収穫されます。栽培農家は朝から夕方まで収穫を行い、乾燥、トリミングの作業に追われます。

 

クリスマスには価格も下がり、心躍る気分です。

 

大麻の花についての真実

大麻の合法化が進むにつれ、大麻栽培者も増加しています。しかし、大麻の蕾がどのように製品になるかは知らない人が多数です。

・大麻草は他の一年草の植物と同様に育ちます。一粒の種が10か月ほどで3、4メートルまで育ちます。

・日が落ちるのが早くなり始める夏の終わりができ始めます。

・受粉をしていない雌の大麻草が一番良く、蕾のTHC含有量は乾燥後30%にもなります。

・THC,CBDや他のカンナビノイドが入った蕾にはテルペンと呼ばれる個体に寄って違う香りの成分も入っています。

 

アロマテラピーのようなものです。テルペンには癒し効果があり、体と精神を修復してくれます。Jerry Munn, First Cut Farms

 

「クロップトーバーには樹脂が沢山ついたフレッシュなジョイントを吸います。」栽培農家のカリフォルニア州メンドシーノ群にある First Cut FarmsのJerry Munnは語っています。「収穫して乾燥したばかりのテルペンの風味は格別です。アロマテラピーのように、体と精神を癒してくれます。」

 

「大麻の収穫量のほとんどはエメラルド・トライアングル(カリフォルニア州北部の3つの大麻が合法栽培されている群)が占めています。」とカリフォルニア州外の大麻販売会社、Flow KanaのAmanda Reiman副社長は説明します。「大麻は年に一度、通常は9月下旬から11月上旬に収穫される、1年草です。大麻植物の葉は葡萄の葉のように季節によって、赤、紫、黄色と変化します。ここメンドシーノの10月の空気は道路を走るすべてのトラックがU-Haul(ガソリンスタンド)の匂いを連れてきかたのようにガソリン臭くなります。(大麻草がガソリンのような香りがするため。)」

 

大麻収穫期の真実

大麻は地球上でももっとも成功を収めた植物だと言えます。最初の種はコロンバスと共に新世界へやってきました。

 

今日、アメリカでは年間約6000トンもの大麻が消費されています。特に北カリフォルニアで多くを占め、メキシコは最大の輸入国となっています。(ただし、すべての製品は違法市場向けです。)

 

オレゴン州、ワシントン州、コロラド州も大麻栽培が盛んに行われています。屋内栽培システムの発展により、最北のメイン州からビーチのあるサンディエゴまで、カリフォルニア州での大麻栽培者は増加しています。

 

「長い栽培期間は体力的、精神的にも強く、献身的でいなければいけません。」Munn氏は言いました。「それを乗り越えれば、達成感と素晴らしいご褒美が待っています。協力してくれた人とも仲良くなり、ひとつのコミュニティができます。」

 

大麻栽培の変化

現在大麻栽培は変化の真っただ中にいます。80年間制圧されていた大麻栽培にやっと産業が可能性を見出しました。禁止されていた時代よりはるかに価格も安くなっています。新しい栽培方法も開発され、屋外で試作段階にあります。目の前で様々な変化が起こっているのです。例えば、オレゴン州では約500グラムの大麻が約6万円で購入できます。2年間で66%も値段が下がりました。

 

「収穫期は価格も落ちるため、栽培農家には難しい季節です。」オレゴン州の大麻産業の先駆者、Anthony Johonsonは言います。「消費者には、クロップトーバーは天国ですし、治療用として使用している人々には言葉通り命綱です。」

 

実際、収穫の早い大麻はすでに店の棚にならんでいるので、クリスマスセール前でもかなり価格が安くなっています。

 

クロップトーバー月間

この月のLeaflyは、消費者が新鮮な商品を探していたり、栽培者が一生懸命収穫を行っていたりする中、クロップトーバーの記事を多くお届けします。

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